いらっしゃいませ〜、成分無調整な新米ママのうこ(@uco_blog)です。
私は高校3年生だった2013年の7月から、1年間アメリカへ交換留学をしました。
そのあとにアメリカの州立大に進学するのですが、今回は高校生の時に体験したホームステイについて書きたいと思います。


ホームステイとは現地の一般家庭(ホストファミリー)にお世話になることです♪
個人的にはホームステイとは英語勉強の最短方法だと思っていますし、違う文化を体験できた最高な時間でした。
でも、中にはホームステイ先でトラブルになってしまい、途中で留学を断念してしまう留学生もいます…。
このページでは、元留学生で未だにホストファミリーとつながりがある私が、ホームステイ先のお家で起こりうるトラブルについてまとめました。
トラブルなんて無縁!私とホストファミリー


最初に、簡単に私のホストファミリーとステイ先の環境について書きます。(トラブル事例まで読み飛ばしたい人は目次からどうぞ♪)
まず一番に伝えたいことは、私のホストファミリーは最高な家族でした!
人生において、とてつもなく濃くて楽しい時間を過ごせたことは、未だに感謝してもしきれません。
そのおかげで、アメリカの大学へ進学&卒業できたと思っています。
そして昨年、アメリカで結婚式をあげましたが、州が違うのにわざわざ参加しに来てくれました。
これからもこのホストファミリーとは、ずっと連絡を取り続けると思います。


「なんだ、当たりのホストファミリーだっただけじゃん」って思った人!ちょっと待って!!
確かに当たりのホストファミリーだったとは思います。
でも、このホストファミリーは受け入れ自体が初めてで、私がその初めての留学生でした。
お互い初めての状態で1年間過ごしましたが、最後は涙なくては別れられないくらい、本当の家族のようでした。
これに関しては私の努力もあったのではないかと自負してます。
トラブルを招かない。
これだって立派な留学生の勤めかと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、以下が家族構成とステイ先の環境です。


家の周りは、なんだか実家の北海道に似てました(笑)
今思えば、以下にまとめた起こりうるトラブルの引き金になりそうな要因が、私のホストファミリーにもたくさんあった様に思います。
それをいかに回避するかも、あなた(留学生)次第だと思います。
ホームステイで起こりうるトラブル一覧


では、ここからは実際に私が聞いた話や、考えうるトラブルについて書いていきます。
必ずしも起こるわけではないですが、一般家庭ですので色々なことが想定できます。
「こんなトラブルがあるんだなー」って知っておくだけでも、心構えとしてだいぶ違ってくると思いますよ。
家庭内でのトラブルその①
食事があわない、出てこない
食事は基本的には1日3回がホスト費用に含まれているはずです。
ただし、文化の違いがありますので、
出てくる食事が口に合わない、量が多すぎる/少なすぎる
というのは、ホームステイで本当によく聞くトラブルです。
食事が出てこないのは2パターンあって、
①冷蔵庫から自分で用意する、または(お金を渡されて)買い食いの場合
②そもそも食品もないし、買うお金ももらえない
①はその家のルールですが、②の場合はホスト契約違反の場合がありますので、現地のコーディネーターに相談(後述)する必要があります。


私のホストファミリーも、お母さんが助産師なので出産対応の夜勤が多くて、夕食は交代で子供達で作ってました。
時々、私も日本食を作ってましたね〜♪朝は各自でシリアルなどなど。
家庭内でのトラブルその②
シャワーやトイレ、洗濯などの水周りルール
実は日本の水事情はとっても豊かです。毎日お風呂にだって入るし、お湯だってすぐ出ます。
しかし、外国ではそうでもなかったりします。
地域や国にもよりますが、お湯は巨大な給湯器の様なもので予めタンクに貯めてあって、出しすぎると水になることもしばしば…。
日本人は比較的お風呂の時間が長いです。
しかし、あまり水をジャンジャン使いすぎない方が良いかもしれません。
※トイレも同様に、水圧が弱い地域もあるので、流す時は要注意です。
他には洗濯は火木など、水周りは特にその家庭によってルールがある場合が多いので、着いた時に確認してくださいね。


私は元々、お風呂が短めなので困ることはありませんでした。洗濯もホストマザーがまとめてやってくれるお家もあるようですね。
家庭内でのトラブルその③
宗教の違い
これは非常にセンシティブな事ですが、宗教上のトラブルも少なからずあります。
日本人の多くは、そこまで強い信仰心を持っていないと思いますが、外国では特定の宗教に熱心な家庭も多いです。
私のホストファミリーはキリスト教だったので、日曜は礼拝に行ってました。
牧師さんの話は基本的に「へぇ〜」って聞いてるだけでしたし、謎のクラッカーも食べましたね(笑)
ご自身が(自分の宗教上など)どうしても出来ない事がある場合は、事前に留学コーディネーターに申告する事を忘れないでください!
宗教関係は後々深刻な問題にもなりかねません。


私はキリスト教ではありませんが、これも文化体験の一部だと思えば楽しいですよ!
家庭内でのトラブルその④
ベビーシッター代わりにされる
実はベビーシッターを使う文化が浸透している国では、結構多いトラブルです。
しかし、ベビーシッター代わりにされては、英語の勉強に来ているのに、勉強できずに時間だけがすぎてしまう事も。
また、アメリカでは子供を一人で家に留守番させる基準がかなり厳しいです!
それを破ると、親であっても即逮捕されてしまうケースもあります。
実質一人で入れるのは、18歳以上!
仮に、あなたがベビーシッター代わりでホストシスターやホストブラザーと家に居たとします。
ちょっと家から出て近くにお菓子を買いに行った時に、子供が家に一人だとわかると、通報されてしまうかもしれません。そうなると、あなたが重大なトラブルに巻き込まれます。
7歳以下:どのような時間帯や場所でも一人にさせるべきはない。
引用元:FindLaw When Can You Leave a Child Home Alone?
8歳から10歳:1時間半以上は一人にさせるべきでない。また日中や夕方の早い時間に限る。
11歳から12歳:3時間までなら一人にさせることも可能。ただし、夜の遅い時間帯や子どもだけでは対処出来ないような環境で一人は避ける。
13歳から15歳:一晩中でなければ、保護者なしで家で過ごすことが可能。
16歳から17歳:保護者なしで家で過すごとが可能。(場合によっては2日連続)


私のホストファミリーでは長女(18歳 保護者代わり)と三女(14歳)がだいたい下の子を見てました。
でも、小さい子供と会話するのも良い勉強になりますよ!
容赦ない感じ(笑)
あくまで、四六時中ベビーシッター代わりにされると問題です。
家庭内でのトラブルその⑤
金品などの盗難
これは稀なケースかと思いきや、悲しい事に結構おきています。私が一緒に留学した日本人でも、現金を盗まれてホストファミリーが途中で変わってました。
緊急性を要しない限り自分で警察に連絡は控えた方がいいと思います。
拙い英語で拗れて、あなたが悪者にされる可能性があります。
これに関しては、100%犯罪ですのであなたは悪くはありません。
すぐに留学コーディネーターに連絡をとってください。
また、他の留学生と一緒にホームステイしている場合、他の留学生に盗られる事もあるそうです…。
英語の勉強をしに来ているのに、悲しいです。


現金や貴重品は鍵のかかるところなど、ある程度自衛が必要な事は覚えておきましょう。
また、あまり高価な装飾品は外国では犯罪に巻き込まれる可能性を高めますので、日本に置いていきましょう。
ホームステイ先でトラブルを招かない心構え


では、どういう心構えでホームステイに望めば、トラブルの発生を抑える事ができると思いますか?
実はとっても簡単かつ当たり前の事が答えだと私は思います。それは…
留学生はお客さんではない
これに尽きると思います。ほとんどのホストファミリーは留学生を家族の一員だと思って迎え入れます。
長い人で1年以上、衣食住をともにするのですから迎え入れる方も、色々覚悟や準備が入ります。
しかし、いざ受け入れてみた留学生がいつまでもお客さんのような振る舞いだったら悲しくないですか?
例えば…


確かに、留学生はホストファミリーにホスト料を支払ってますが、だからと言って自分の優先の生活を送って良いことにはなりません。
ホームステイ先でのトラブルに耐えられない時はチェンジも、まずは相談!


しかしながら、どうしてもホームステイの状況や環境に耐えられない場合もあると思います。
即帰国を決意する前に、留学コーディネーターに相談してみてください。
- ホストファミリーとの話し合いの場をもうける
- 新しいホストファミリーを探してくれる
- 一時的にホテルなどに避難させてくれる
などなど、対応してくれるはずです。
それで事態が良い方向に変わるかもしれません。
ホームステイ先での家庭内トラブルまとめ!おわりに


以上が考えうるホームステイト先の家庭内トラブルと、トラブルをなるべく招かない心構えになります。
トラブルなく留学生活を終えることができるのが一番です!
しかし、トラブルを恐れて留学しないよりは、留学の目的をしっかり心にとめて一歩を踏み出して欲しいです。
どうか、この記事を読んでいる人が楽しいホームステイライフを送れますように…。
この記事が少しでもお役に立ちましたらシェアしてもらえると嬉しいです。
ありがとうございました〜。
※上記の記事は、記事作成者の体験を元にしております。万が一、トラブルが起きても当ブログは責任を負いかねます。


私も夫もアメリカ留学生ですが、本当に英語の伸びには個人差が大きいですね。
1年間英語漬けだったはずなのに、全くしゃべれないままで帰ってくる人もいるようです。心の持ちようですかね?